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陶器と陶磁器 日本の伝統文化 | 景色(装飾技法)

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景色(装飾技法)

陶磁器はそれぞれに形、色、質、つや、趣といった特徴がたくさんあります。
日本の陶磁器は常に進化し続けており、作品にいい景色が見られます。
景色はつやの流れ方、作品への深みや、土の色、創作過程、また窯の中での変化の仕方などを含めたものを言います。
また、作品の価格など、価値観にも影響します。いいものほどいい景色が見られるというわけです。
例えば、信楽焼には緋色(焼き物の表面に赤く現れる斑紋)がよく見られますが、唐津焼にはありません。
ここではそんな景色についてお話したいと思います。

名称
説明
写真
雨漏
雨漏とは、汚れや斑点のことです。粉引によく見られます。
雨漏
ベベラ
器のへりに陶芸用具が当たったり、不純物が飛んでしまった時など、思いがけない破損のことを言います。
ベベラ
ビードロ
ポルトガル語でガラスという意味の「ビードロ」から来た言葉です。伊賀焼によく見られます。「とんぼの目」と呼ばれることもあります。
ビードロ
刷毛目
固めの筆で白化粧されたものです。
刷毛目
焦げ
「焦げ」は、黄瀬戸焼や伊賀焼によく見られます。
焦げ
山道
山道のようにくねくねとした線彫りのあるものや、へりがうねっているものを指します。また中国の五台山を連想させることから、五岳とも呼ばれています。
山道



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