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陶器と陶磁器 日本の伝統文化 | 土

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土

土味は、陶磁器に趣を与えてくれます。
土味は、備前焼、信楽焼、伊賀焼のような釉薬をかけていない炻器には欠かすことができません。
土の化学成分は、ひとつひとつの陶磁器にそれぞれの特徴や良い質を出してくれます。
鉄やマグネシウムといった鉱物は、土と融合することによって違った色合いや表面組織が作られたり、他の要素を結合させたりします。
そしてユニークな形を作り出します。穴がより多いものになったり、なめらかになったり、つやを出してくれたりします。 同じ地域のものでも、山と田んぼの土はより質を向上させてくれます。

1. 土の摂取、乾燥

日本の陶芸品の多くは、最初に作られた地域の名前が付けられています。
使われる土はその地域の土で、いつも変わることはありません(例えば、信楽焼は信楽の土を使います)。
陶芸品は、日本でオークションに出されています。なので、作った人のもとへ行かなくても、どこの地域のものでも買うことができます。

2. 粉々に砕き、やわらかくする。

乾いた土は、機械によって小さく砕かれます。次に、ふるいにかけ不純物を除き、綺麗にします。
石や、そのほか不要なものもすべて取り除きます。
しかし、石はぜという、わざと小さな石を残し作り上げる陶器もあります。

3. こす

次に、土に水を加えます。そしてさらに綺麗にするため、ろ過します。さらに水を取り除くためにこね、ある程度乾かします。

4. Puggingこねる

そうしてできた粘土を四角い形に形造り、円筒形の攪拌機(かくはんき)に入れます。

5. Wedging押し込む

空気を抜くため、手で粘土を押し込みます。




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